- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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内容は本人のブログ(My Life Between Silicon Valley and Japan・梅田望夫・英語で読むITトレンド - CNET Japan)や新聞・雑誌に書かれたコラムを編集したもの.
ネット世界で何が起きているのかを考える上で,ファインマン物理学の本から量子力学を学ぶ姿勢について引用した上で,こう注意する.
ニュートン力学の世界から見た量子力学の世界と同様に、リアル世界からネット世界を見れば、それは「不可思議」「奇妙」「ミステリー」以外の何ものでもなく、その異質性や不思議さをそのまま飲み込んで理解するよりほかない。
そういえばうちの親に「ブログって何よ」って聞かれたんで「インターネットで公開する日記みたいなモンで…」と適当に説明したら,「でもインターネットって個人情報が漏れたりして危険だよね」と返されて,んーこれは口で説明してもあんまり理解してもらえないな…とがっかりしたことを思い出した.
確かに昨今のWinnyで情報流出のニュースを見ていると,インターネットにあまり触れたことのない人が「本質的に危険なモノ」として認識するのも普通の反応なんだけど.