こもろぐ @tenkoma

What We Find Changes Who We Become -- Peter Morville著『アンビエント・ファインダビリティ 』

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コンピュータの目的について考える

ちょこっと考えたので,おおざっぱな分類をしてみる.

目的
(1)成し遂げようと目指す事柄。行為の目指すところ。意図している事柄。(2)は省略(広辞苑)

コンピュータそのものには目的はない。目的はコンピュータを利用する側によって作られる,利用する側の属性と考える.
なぜ利用するのか,一言でいえば,なんらかの結果を得るためである.

おおざっぱな分類(分類基準はオレブラックボックスつまり主観)

  • バッチ処理のため(途中コンピュータ外部による作用がない,工場のロボットとか)
  • マイコン(電子ジャーなどセンサーによる入力がある)
  • 想像力を増幅する道具(=アラン・ケイさんのダイナブック?)
  • 現実の仕事を仮想化することで目的(=結果)を楽に達成する対話系
  • 自立した個としての機械(AI)
  • 現実世界の模倣・擬似体験(気象などのシミュレーション,アクション・アドベンチャーFPSなどのゲーム,電子美術館)
  • 対人コミュニケーションツール(チャット,BBS,SNSIP電話,メールetc)
  • 計算機工学・情報工学などの研究対象
  • 趣味の道具(音楽,映画鑑賞,ゲーム,etc)
  • 計算機自体が人間にとっての楽しみの対象
  • 情報収集 & それの効率化

分類したとはいっても,これらの項目は互いに重なる部分が大きいはず.