こもろぐ @tenkoma

What We Find Changes Who We Become -- Peter Morville著『アンビエント・ファインダビリティ 』

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ATOK on Macの"変換のため"のショートカット

2006使いで、アップデータを入れてみたけど

はてなダイアリーを書いているときに、変換中にカーソルキーの右左を押して変換する単語を分けるときの、下線がわかりにくいのですが、
アップデータをいれてもだめですね。CotEditorや、Safariの検索バーでは問題ありませんが。

変換のためのショートカットキー

Macはファンクションキーにデフォルトで機能が割り当てられてたりして、F6〜F10はMacのショートカットキーが優先されるようなので、ATOK(2006)のものを覚えてしまおう。
右上のIMアイコン*1を選び、「カスタマイザ」を開くと、ショートカットキー一覧がでる。
入力中確定前に、各文字種に変換するにはATOK 2006スタイルでは、

  • ひらがな:Ctrl+U, F6
  • カタカナ:Ctrl+I, F7
  • 半角:Ctrl+O, F8
  • 全角英字:Ctrl+P, F9
  • 半角英字:Ctrl+@, F10 →カスタマイズしてCtrl+[を追加
  • 順番に切り替え:option(alt)+tab

である。USキーボードでは@の位置が数字の2になるので、カスタマイズしてPの隣の「[」にしてみた。

辞書セット変換がすごい

インストールしてほとんどいじっていないので、多くの環境でできると思う。
とりあえず、「にししんじゅく」ってタイプして、Ctrl+3をタイプしてみてください。

という変換候補が出ました。Ctrl+↑、↓で郵便番号などに変換できるらしいですが、Spacesのショートカットとバッティングしてますね。僕はalt+↑、↓を追加しました。
これもカスタマイザを開いて「ツールチップ候補選択前移動」と「ツールチップ候補選択後移動」に追加しました。一つの機能に対して複数のショートカットを設定できるので、標準のものも残しました。
で、もう一度「にししんじゅく」で変換すると、

  • 東京都新宿区西新宿
  • 160-0023 東京都新宿区西新宿
  • 160-0023 新宿区西新宿
  • 160-0023

に変換できます。(Ctrl+3で候補を表示、alt+↑↓で選択、Ctrl+Enterで決定)。他にも、「だいありー」とタイプして、Ctrl+4を押すと、英単語の「diary」に変換できると思います。
実は、Ctrl+[1-4]には「辞書セット」というのが割り当てられているんですね。その辞書セットはどこで一覧・設定できるかというと、環境設定(Ctrl+Shift+F)→辞書・学習タブにあります。「辞書セット一覧」にでてくる、一番上の辞書セットがいつもSpaseキーを押すときに出る候補が用意されている辞書のセットというわけです。で、その下には人名変換辞書セット、郵便番号辞書セット、アクセサリ辞書セットが用意されていて、これがCtrl+[2-4]に最初から設定されているんですね。ATOK使い始めて5年以上立ちますがこれはスルーしていた。

Ctrl+Dらめぇ

カスタマイザにあったので、「おー、変換中に単語を取り消せるのかー」と思って試したら、辞書から消えました。すごい罠だ。確認ダイアログが出ましたが、まさか辞書から消えるとは思いませんでした。

その他のショートカット

調べている途中で見つけた、おもしろいショートカット

  • スピーチで英文読み上げ Ctrl+Shift+S
  • 連想変換(例えば、「あいさつ」と入力して「式辞」とかでてくる):Ctrl+A
  • 部首変換(「うかんむり」でうかんむりの漢字を変換できる):Shift+F6

*1:[あ]とか[A]とかになっているやつ