こもろぐ @tenkoma

What We Find Changes Who We Become -- Peter Morville著『アンビエント・ファインダビリティ 』

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TDD Boot Camp参加レポ

年末の話をいまさら書きます!

2009年12月19日にTDD Boot Campという、テスト駆動開発をワークショップ形式で体験するイベントに参加してきました。

まず、xUnit Test Patterns読書会でいつもお世話になっている和田さん(id:t-wada)からTDDの意味、回転、価値などについて説明がありました。
実際に聴いてみないと、わからないと思いますが、ネットで見られる資料を見るだけでも堅苦しいセミナーではない雰囲気が伝わると思います。

次にTDDのエキスパートであるLasse Koskelaさん (Test Driven: Practical TDD and Acceptance TdDD for Java Developersの著者なのだそうです。)の講演がありました。
そのなかでWorking Effectively With Legacy Codeのレガシーコードに変更を加えるプロセスを紹介したあとで、TDDを利用して変更する実演もありました。(あのコードは一応レガシーっていう話だったと思います、たぶん)
講演には翻訳の方がいらっしゃいましたが、読書会に参加していて、だいたいの内容をつかんでいたおかげで、わかった部分も多かったです。まぁ、結構な部分がWEwLCの紹介でしたね。

午後からはお待ちかね参加者全員でTDDタイム。

使用言語にPHPがなかったので、JUnitを選択しましたが、おとなりのMacBook Airユーザの方が偶然にもPHPerであることがわかりました。
僕が普段PHPJavaScriptしか使わないので、言語自体に戸惑ったり、JUnit4の使い方で立ち止まる部分も多少ありました。でも、マルチスレッド化と1,2の機能をのぞいてなんとかTDDで実装できました。

イベントの最後に、グループごとに表彰されたひとに技術評論社さんから本をプレゼントするという企画が発表され、僕はそのグループ賞に選ばれました。選ばれた理由は「準備がよかった」(→Macで発表に必要なVGA変換ケーブルを2個用意していて、たくさん貸し出したことが評価されましたw )というものでしたが。

一週間前にその本を江端さんから贈って頂きました。江端さん、技術評論社さん、ありがとうございます!

江端さん、コーチのみなさま、参加者のみなさま、おつかれさまでした!

追伸

イベント内のワークショップではTDDのパートナーと話したり考えたりで帰宅後はとても疲れました。楽しかったんですけど。
次の日はxUnit Test Patterns読書会がありましたが、そのなかの7人はTDD Boot Campの参加者か主催者みたいな感じでした。TDD Boot Camp参加者のみなさんもそうでない方も、xUnit Test Patterns読書会よろしくお願いします→第9回 xUnit Test Patterns読書会 : ATND