こもろぐ @tenkoma

What We Find Changes Who We Become -- Peter Morville著『アンビエント・ファインダビリティ 』

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PHP Matsuriに参加しました & 成果物を公開!

去る10月2, 3日に晴海グランドホテルで開催された、泊まり込みのhackathonイベント・PHP Matsuri に参加しました。

こういった開発合宿系のイベントに参加するのは初めてだったので、行く前はドキドキでしたし、開発のネタを思いついたのも前日でした。

ハックスペースでずっと開発してもよし、ずっと講演を聞いていてもよし

イベント中は大きな一つの会議室のなかで、ハックスペース(テーブル+電源+無線LAN)をずっと使うことができました。講演スペースでは22時すぎまでずっと何かしらの講演がおこなわれており(タイムテーブル » PHP Matsuri)、海外からのゲストの話を聞くことも出来ました。講演の内容は大画面テレビを通じてハックスペースでも見ることができ、途中から見ることもできました。

この自由に参加できる感じがとてもよくて、あとまわりはみんなPHPユーザーで思う存分技術トークができる夢のような環境がそこにはありました。

僕もhackathonでテーマを決めて、デモ発表して、とても楽しい時間を過ごすことができました。来年開催されるなら絶対参加したいですね。

僕のhackathon・テーマ 「CakePHPデバッグレベルを簡単に切り替えたい!」

CakePHP では、開発時のデバッグを簡単にするためにデバッグレベルの設定ができます。通常core.phpで設定するようになっています。http://book.cakephp.org/ja/view/412/write

しかし、ソースコードの書き換えを伴うため、頻繁に切り替えたいときには不便です。そこでなんとかブラウザからこのデバッグレベルの切り替えができないか、と考えました。
Firefoxのステータスバーにボタンを付けて、クリックするだけでON/OFFが切り替えられると便利だよね、と思い、Firefox拡張機能を実装することにしました。


基本的な機能は3ヶ月くらい前につくっていて、デバッグレベルを0←→2 で切り替えることはできていました。当日は、右クリックからレベルを切り替えたり、タブ切り替え時の処理を追加するなどの部分を作り込みました。
あと、デバッグレベル0のときにアイコンがグレーになる部分を作ったりしていました(笑)なので、CakePHPのコードは実はコンポーネントだけだったりします。

なんとデモの発表で、CakePHP賞 大賞をいただきました!

デバッグレベルをFirefoxから切り替えられるだけの内容だったので、デモの時間もあまり使いませんでした。(2分くらい?)
デモ(の内容)がシンプルだったのがウケたのか、CakePHPを使ったハックの中でもっとも高評価だったものに送られるCakePHP賞 大賞をいただくことができました。

成果物のCakeDebugHelper を公開します

xpi形式にパッケージングすることがどうしてもできなかったので公開を控えていましたが、本日やっとできましたので、githubで公開します。

皆さん、使っていただいて、ご感想・ご意見などいただけるとうれしいです。

拡張機能を作るにあたって参考にした資料