こもろぐ @tenkoma

What We Find Changes Who We Become -- Peter Morville著『アンビエント・ファインダビリティ 』

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英語で考える本

英語で考える本―Think in English

英語で考える本―Think in English

役に立つ本というものはまえがきで「万人向けではない」事を明言していることが多いと自分は思う。この本のまえがきには

英語は高等学校の高学年まで進んだ人が,今からどうやったら「英語で考える」ようになれるかを考えてみる本である。英語が高等学校の高学年程度まで進んでいるということは、大学生も一般社会人も含んでいるということである。
全く初めから英語をやる人のための教材は,別に作らなければならないし,こんな議論は無用である。要するに,英語を日本語化して来た人々に,「英語で考える方法」即ち頭の切り替えを要求するのがこの本の目的である。

とある。なんだ,"高等学校の高学年まで進んだ人"っておもいっきり万人向けじゃないか,と思われる人がいるかもしれない。しかし,頭の切り替えを要求するなど,素直にうなずける人がそうそういるだろうか。
(投げかけた疑問を放置しつつ(汗))まえがきで言われていることは,自分が文章を書くときに重要なことと似ていると思う。即ち,「対象読者を明確に設定する」ということである。
さて,とりあえず本を読み進めてみることにする。