- 作者: 松本亨
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 1968/02
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
英語は高等学校の高学年まで進んだ人が,今からどうやったら「英語で考える」ようになれるかを考えてみる本である。英語が高等学校の高学年程度まで進んでいるということは、大学生も一般社会人も含んでいるということである。
全く初めから英語をやる人のための教材は,別に作らなければならないし,こんな議論は無用である。要するに,英語を日本語化して来た人々に,「英語で考える方法」即ち頭の切り替えを要求するのがこの本の目的である。
とある。なんだ,"高等学校の高学年まで進んだ人"っておもいっきり万人向けじゃないか,と思われる人がいるかもしれない。しかし,頭の切り替えを要求するなど,素直にうなずける人がそうそういるだろうか。
(投げかけた疑問を放置しつつ(汗))まえがきで言われていることは,自分が文章を書くときに重要なことと似ていると思う。即ち,「対象読者を明確に設定する」ということである。
さて,とりあえず本を読み進めてみることにする。