- 作者: Joel Spolsky,青木靖
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 371回
- この商品を含むブログ (451件) を見る
Joel Spolskyのプラクティス,マネジメント,ビジネスそして.Net(Microsoft)
ウェブログのコメントで「この本はマイクロソフト寄り」とかかかれてたりするけど,そうは感じなかった.ていうかエッセイだし,意見の中立性とか割と軽視していい気がする.ただMicrosoftの事がたびたび現れる事は確か.(あ,そういう意味のマイクロソフト寄りかな?)この本は見出しのように4つくらいに分かれている…(ボクがこの感想の為に強引に分けた)
Joelのユーモア
この本には氏の言うユーモアにあふれている.本文中にもでてくるようにその手法はとにかく話を不必要なのに具体的にするというものだ.理解できればおもしろいが分からなければなんか無駄っぽい.でもそれが不思議と本文を読み進めるための調味料になっているっぽい.
とりあえず読んで欲しい章
- ジョエルテスト
- 5つの世界
- 射撃しつつ前進
- 採用面接ゲリラガイド
- 漏れのある抽象化の法則
- 下っ端でも何かを成し遂げる方法
「漏れのある抽象化の法則」以外はWebでも読めるけどかなり書き換えられていると思う.Webで読める章はいろんなところでとりあげられていたから本を買う前から興味があったんだけど,「漏れのある抽象化の法則」は本で読んで面白いと思った.コンピュータはいろんな事物を抽象化しているけど,そのほとんどには穴があるという話だ.